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首こりの原因と改善方法
あるデータによると女性の7割、男性の4割が首こりで悩んでいます。放置しておくと頭痛や腰痛などの原因にもなりことがあるので、とても辛いですよね。
首こりがあるので、首を回したり、腕を回したり、工夫をされている方も多いですが、それだけでは首こりが楽にならない、また、肩も凝るので、肩を揉んだりしてもよくならない、と言ったご相談をよく受けます。
長時間の家事やデスクワーク、そして最近ではスマホをいじっていることで長時間同じ姿勢でいることが多いですよね。しかもその時の姿勢はどうでしょうか。首の位置は肩から真上に姿勢を正している人はほとんどいないですよね。首の位置としては少し前に出ている、猫背の姿勢になっていませんか?首の周囲には沢山の筋肉組織や神経組織が走っているので、首周辺の筋肉が疲労したり、筋膜が硬結したりすることによって、血流が悪くなることによって首こりが発生します。
原因となる筋肉を緩めることで首こりが改善させるのですが、その緩め方をご紹介します。
首こりの原因となりやすい筋肉
斜角筋
斜角筋とは首の骨である頸椎と肋骨を結んでいる筋肉で、首を回す時(回旋)や前後に倒す時(前屈・後屈)に働いている筋肉です。
肩甲挙筋
肩甲挙筋は頸椎と肩甲骨を結んでいる筋肉で、肩の屈曲や首の伸展の時に働いている筋肉です。
これらの筋肉は首と直結というか、首そのものなので、自分で直接揉み解すのは難しいです。また、首を曲げたり伸ばしたりすると少しは伸びまずが、中々伸びにくい箇所ですので、ので、効率的にストレッチ&マッサージできる方法をご紹介します。
小胸筋
小胸筋は腕の骨である上腕骨の根本から肋骨につながっている筋肉です。首から離れているので関係ないと思われる方もおられるかもしれませんが、首を回したり、伸ばし対する時に働いている筋肉です。猫背の姿勢でいると次第にここの筋肉が縮こまってきます。ここを緩めることは腰痛改善にもつながります。
現在の首こりの状態を確認
首を左右に倒したり、左右に回旋させたりして、ご自分で違和感がある箇所を確認してください。
首こり改善3分ストレッチ&マッサージ
それではストレッチ法をご紹介します。今回はストレッチにマッサージを組み合わせて効率的に首こりを解消する方法です。
鎖骨の下をマッサージ
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- 鎖骨から指1本分から2本分下の箇所を見つける
- そこの箇所を後ろに向けて、マッサージする。
※呼吸は止めない
※左右、それぞれやってみる。
※これだけでも首こりが楽になる方もおられると思います。
鎖骨の下を押さえながら首を反対に倒す
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- 鎖骨から指1本分から2本分下の箇所を見つける
- 後ろに向けて、押す。さらに外側に押す。
- 首を反対方向へゆっくり倒す。
- 倒したら5秒キープ。
- 首をゆっくり元に戻す。
※呼吸は止めない
※以上を3回繰り返す。
※左右、それぞれやってみる。
鎖骨の下を押さえながら反対方向を向く
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- 鎖骨から指1本分から2本分下の箇所を見つける
- 後ろに向けて、押す。さらに外側に押す。
- 首を反対方向へ向く。
- 向いたら5秒キープ。
- 首をゆっくり元に戻す。
※呼吸は止めない
※以上を3回繰り返す。
※左右、それぞれやってみる。
※痛みがある時は無理せず、気持ちよくストレッチするようにしてください。
首のケアを習慣にして、快適に過ごしましょう
以上、3つのストレッチ&マッサージ、簡単だと思うので、是非、試してみてください。押す方向や曲げる方向など、何度か行っていると、やり方に慣れてくるのと、体が次第に慣れてくるので、改善しやすくなってきます。
こうしたストレッチやマッサージを繰り返すことで筋肉も柔らかく、伸びやすくなってきますので是非何度も繰り返してください。毎日行うと良いと思います。首のケアを習慣にすることで、快適な毎日を過ごしましょう。
デスクワークで長時間パソコンに向かうなどで同じ姿勢でいる人は、斜角筋、肩甲挙筋、小胸筋の他、肩甲骨周辺、大腰筋、大臀筋も硬くなりやすいです。肩こり、首こり、頭痛の原因になります。
今日ご紹介した方法以外にも腰痛や肩こりにお悩みの方向けに色々なストレッチ法を紹介してるので、他のブログや動画もぜひご覧ください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。