テニスボールでできる!セルフ「肩甲骨はがし」#12

「肩甲骨はがし」を自分でやる方法!

「肩甲骨を剥がし」という言葉を聞いたことがある方、多いと思います。肩甲骨周辺の筋肉が硬直していると、肩甲骨が背中に付着しているように見えるので、それを「剥がす」という施術からそのように言われているようです。
実際に「剥がす」となると整体院などの専門家に施術をしてもらう必要がありますが、このブログでは肩甲骨はがしに近い状態を自分でできる方法について、ご紹介します。
null

「肩甲骨はがし」をすることでと肩こりや肩甲骨周辺のコリや痛みの改善になると思われている方が多いと思います。実は肩甲骨が硬くなることは以下の原因になることが考えられます。
(詳しくは私のブログhttps://hitoshio-seitai.jp/yuruyurukenkokotsu/をご覧ください)

・肩こり・首コリ
・肩甲骨周辺のコリや痛み
・四十肩、五十肩
・腰痛
・ホルモンバランスの異常
・冷え性
・むくみ
・太りやすい
・肌荒れ

肩甲骨を自分でケアする方法としては、ストレッチなどもご紹介していますが、今回はテニスボールを使って、マッサージし、「肩甲骨はがし」に近い効果を出していく方法をご紹介します。
null

「肩甲骨はがし」をすることによるメリット

「肩甲骨はがし」というのは具体的には大菱形筋という、背骨(胸椎)と肩甲骨の間を結んでいる筋肉を押圧して、その筋肉や筋膜を硬結を緩めることです。
大菱形筋は
・肩甲骨の位置を定める
・肩甲骨の内転
・肩甲骨の下方回旋
・肩甲骨の挙上
に機能する筋肉なので、大菱形筋をケアすることでこうした働きをスムーズにさせます。

従ってこの大菱形筋を押圧、すなわち、「肩甲骨はがし」をするとどういうメリットがあるのでしょうか。
一言で言うと、先ほどご紹介した、肩こり、首こり、四十肩、五十肩、腰痛、ホルモンバランス、血行、リンパや代謝の改善につながる、と言えます。
普段パソコンなどのデスクワークが多い方は特に肩甲骨が硬くなりやすいので、こうした改善に向けて、「肩甲骨はがし」をすることをお勧めします。さらに、なんとなく体調が悪い、なんとなく集中力が出ない、と言う方も、肩甲骨を緩めることで、体調改善や集中力アップにもつながり、日常の作業効率アップにもつながるでしょう。
また、マッサージによって、筋肉の緊張をほぐれると、血行も良くなるので、就寝前に行うと、睡眠の質を向上させる効果もあります。
何よりもおこなうことで、「すっきりした」「肩が楽になった」を実感していただけると思います。

事前の状況を確認

行う前に、今の状態を確認してからストレッチを行いましょう。
○ 首周辺の確認
・首の前屈。後屈。
・首を左右に倒す。
・頭を左右に回旋させる。
どの動作の時に、首コリや肩こりなど、どの箇所が痛いのか、どのくらい痛いのか、を確認してください。終わった後と確認してください。

セルフ「肩甲骨はがし」のやり方

まず、テニスボールを準備します。テニスボールは硬さ、というか柔らかさがちょうど良いのでお勧めです。市販のストレッチボールなども良いと思います。
テニスボールがない場合は500ccのペットボトルなどに水を入れた状態で行うと良いですが、感触的にもテニスボールの方が良いと思います。

仰向けになっておこなうのですが、柔らかすぎない布団の上で行うことをお勧めします。柔らかすぎるとボールの筋肉への押圧が弱くなる可能性があり、逆に床の上など硬すぎると押圧が強すぎて、痛く感じられるかもしれません。そこは調整してください。
布団がない場合は、床に折りたたんだバスタオルなどを敷いてその上にテニスボールを置いて行うのが良いと思います。

○ 仰向けに寝て「肩甲骨はがし」
1.テニスボールを準備
2.布団などの上に仰向けに寝る
3.背骨と肩甲骨の間にテニスボールを当てる
※そのまま、じっとしていてもO K。
※大丈夫な人は少し体を揺さぶる
※30秒くらい行う
※注意点:呼吸は止めない!

セルフ「肩甲骨はがし」で快適に過ごしましょう

今日のストレッチ、初めて行うと難しいかもしれませんが、行った後の体の感覚としてはとても改善はばが期待できるので、是非、試してみてください。
日常の中、デスクワークでも立ち仕事でも、肩甲骨のケアはとても大切です。肩こり、首こり、四十肩、五十肩、腰痛、ホルモンバランスの改善につなげてください。
ストレッチを繰り返すことで筋肉も柔らかくなってきます。初めは痛く感じても柔らかくなると次第に痛みが和らいできます。是非何度も繰り返してください。毎日行うと良いと思います。習慣にすることで、快適な毎日を過ごしましょう。
今日ご紹介した方法以外にも腰痛や肩こりにお悩みの方向けに色々なストレッチ法を紹介してるので、他のブログや動画もぜひご覧ください。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

動画でもご覧ください(^^)/

関連記事

PAGE TOP